エコー電子工業株式会社、テレワーク実現のためにRemote.Itを導入
東京支店システム部 部長インタビュー

エコー電子工業株式会社 東京支店 システム部 部長
Remote.It導入前の課題
セキュリティを確保しながら、テレワークを手軽に実現したい
当社では、時間外労働の削減や働き方改革などの施策を進めてきましたが、テレワークだけはなかなか実現に至りませんでした。というのも、自宅や協力会社などの社外環境で働く従業員が社内システムにアクセスする際、セキュリティ担保の面で課題があったためです。特定の従業員や業務のためにVPN環境を構築するのはコストが高く、採算が合いませんでした。
また、リモート接続用のツールは各種存在するものの、私たちがやりたかったのはリモートメンテナンスのような補助的な作業ではなく、業務そのものでした。つまり、デスクトップを遠隔操作して通常業務を行える方法を探していたのです。メーカーのハードウェアルーターを活用していた従業員もいましたが、費用の追加やメンテナンスの手間、ネットワーク構成の複雑さ、機能制限といった課題がありました。
導入のきっかけ
実は、当初からテレワークでのRemote.It活用を想定していたわけではありません。以前からお付き合いのあるソフトバンクからIoT機器のセキュリティ対策としてRemote.Itを紹介されたのがきっかけで、その存在を知りました。その後、他の用途にも応用できることから、社内での検討を始めました。Remote.ItはVPNのようにネットワーク設計やポリシーを変更する必要がなく、気軽に導入でき、すぐにテスト導入に移ることができました。
評価
セキュリティ、利便性、低コストを兼ね備えている
ハードウェアVPNルーターを導入している企業は多いですが、今や業務にスマートフォンを使うのが当たり前の時代です。当社でも承認業務などをスマートフォンで行えるように業務システムを刷新しましたが、LTE回線でのセキュリティには不安がありました。その点、Remote.Itを使えば、サーバーを外部に公開することなく、Remote.Itを導入したスマートフォンなどの端末からのみアクセスできるため、セキュリティを確保できる点を高く評価しています。
OSを問わずインストールでき、設定が簡単な点も高評価です。ユーザーの利用状況の通知に加え、クラウドサーバー側とクライアント側の両方でセキュリティ設定(IPアドレスの許可やインバウンドポートの開放設定など)を行えるのも非常に便利です。ただし、Remote.Itはこれまでに類を見ないサービスであるため、概念の理解や自社基準でのセキュリティ評価には一定の時間がかかりました。そこさえ乗り越えれば、最短2〜3日程度で導入できると思います。
導入後
Remote.Itを活用したテレワークを全社に拡大していく予定です
そもそもの目的であったテレワーク体制を、スピーディかつ低予算で実現できました。今後の実証実験を踏まえ、全社的にテレワークを展開していきたいと考えており、利用者はさらに増えていくと思います。特に、出産・育児で退職した女性エンジニアの復職のきっかけとして活用したいと考えています。少子高齢化による労働力不足は社会的な課題だと感じており、以前はバリバリ働いていたSEであっても、出産後は活躍の場が限られてしまうことが少なくありません。
現在は特にトラブルなく利用できていますが、要望を一つ挙げるとすれば、接続状況を把握できるようになるとさらに嬉しいです。
また、テレワーク以外の用途でのRemote.It活用も検討しており、当社が保有する降雨観測システムのようなIoTベースのソリューションや、RPAツールとの連携についても取り組んでいきたいと考えています。
会社概要
会社名:エコー電子工業株式会社
業種:ソフトウェア・コンピュータシステムの開発
企業規模:従業員約250名
目的:複数拠点からの社内サーバーアクセスにおけるセキュリティ担保
キーワード:働き方改革、リモートワーク(テレワーク)、セキュリティ、協力会社管理
Remote.Itを選んだ理由:導入の簡単さ、低コストでのセキュリティ担保